シアリスを処方できない方

シアリス禁忌の持病をお持ちの方 シアリスはタダラフィルを主成分とした、バイアグラ、レビトラに続く人気ED治療薬として多くの男性に愛用されています。シアリスは従来のバイアグラ・レビトラと違い食事の影響を受けず、飲むと約36

シアリス

シアリス禁忌の持病をお持ちの方

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シアリスはタダラフィルを主成分とした、バイアグラ、レビトラに続く人気ED治療薬として多くの男性に愛用されています。シアリスは従来のバイアグラ・レビトラと違い食事の影響を受けず、飲むと約36時間効果が持続できるといったメリットがあります。しかし、下記に該当する方にはシアリスを処方することができません。

・医師から性行為を控えるように言われた心血管系障害などを患っている方
・不安定狭心症のある方や性交中に狭心症が起こったことのある方 
・治療による管理がされていない不整脈の方
・過去3ヶ月以内に心筋梗塞、6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血を起こしたことがある方
・低血圧の方(最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満)
・治療による管理がされていない高血圧(最大血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上)

まず、性行為自体が血圧、心拍数、心筋酸素消費量を増加させ心臓に負担をかけます。そのため、不安定狭心症や不整脈、心筋梗塞が起こった方、性交中に狭心症が起こったことのある方、高リスクな心血管系障害などを患っている方は、シアリスの投与を避ける必要があります。シアリスは全身の血管拡張作用により軽度の血圧低下を起こし、心血管系障害が生じる可能性があります。ですので、低血圧の方や血圧コントロールが再発防止に重要となる脳梗塞・脳出血を起こしたことがある方は注意しなければなりません。

また、治療による管理がされていない高血圧(最大血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上)の方は国内及び外国の臨床試験で対象から除外されています。したがって、これらに該当する方はシアリスの服用が禁止となります。

一般的な副作用

シアリスに多い副作用の症状として、頭痛、潮紅、ほてり、消化不良などが報告されています。外国の臨床試験では、上記以外に背部痛、筋痛、鼻閉、四肢痛などの副作用が確認されています。また、ごく稀に発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群などの重大な副作用も報告されているようです。

硝酸剤を服用している方

硝酸剤を服用している方は最も注意が必要です。硝酸剤には血管を拡張する作用があり、シアリスにも勃起力改善のため血管を拡張し陰茎内の血流を促すという、似たような作用があります。そのため、一緒に服用することで急激に血管が拡張され、血管内の血圧が過剰に下がる可能性があります。過剰に血圧が下がると意識を失ったり、状況によっては生命の危険にもつながってしまいます。したがって、シアリスと硝酸剤の併用はできないようになっています。現在常用薬のある方は、硝酸剤が含まれていないかきちんと確認し、心配な方は医療機関を受診し医師にご相談ください。

重度の肝障害がある方

シアリスを服用すると肝臓で代謝され体外に排出されます。そのため、重度の肝障害がある方は、血液中のシアリスを体外に排出する働きが低下する可能性があります。そうすると、血漿中濃度が増大する可能性があるため、重度の肝障害がある方は服用禁止となります。

網膜色素変性症の方

網膜色素変性症とは、薄暗いところでものが見えにくくなり、次第に進行し視野が少しずつ狭くなり、視力が低下する両眼性遺伝性の網膜疾患です。悪化すると失明に至ったり、少数ですが光を失うこともあります。網膜色素変性症は、緩やかに進行する網膜視細胞の変性であり、その一部にホスホジエステラーゼタイプ6(PDE6)のβサブユニット遺伝子に異常を有することが知られています。

原因としては、遺伝要因が大きいとされており、血族結婚により多く発生するという報告もされています。網膜視細胞にはPDE6が分布されており、シアリスは陰茎海綿体PDE5に対する阻害作用の約1/10の効力で、PDE6の活性を阻害することが認められています。そのため、網膜色素変性症の方は服用禁止とされています。

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