バイアグラ・シアリス・レビトラの違いとは?

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ED(勃起不全)治療の効果がある3種類の医薬品 ED(勃起不全)治療といえば、誰しも耳にしたことがあるのが「バイアグラ」だと思いますが、同じED(勃起不全)治療薬として「レビトラ」「シアリス」という医薬品も存在します。こ

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ED(勃起不全)治療の効果がある3種類の医薬品



ED(勃起不全)治療といえば、誰しも耳にしたことがあるのが「バイアグラ」だと思いますが、同じED(勃起不全)治療薬として「レビトラ」「シアリス」という医薬品も存在します。ここでは、この3種類の医薬品の違いについてご紹介します。

バイアグラ

ED(勃起不全)治療薬として、ファイザー社により世界で初めて承認された薬(1998年2月アメリカ)です。元は狭心症の薬として開発されたものでしたが、治験の途中で勃起不全を改善することが判明。世界初のED(勃起不全)治療薬として発売されました。現在は、同じ効果の得られるジェネリック医薬品も存在します。

錠剤の外観 ひし形で青色(中身は白色)
名前の由来 VITAL(活力に満ちた) とNIAGARA(ナイアガラの滝) の二つの言葉を組み合わせてバイアグラ「Viagra」。意味は「男性の精力がナイアガラの滝のように溢れ出る」。
製造輸入承認年月(日本) 1999年1月25日
規格(国内正規品) 25mg,50mg(国外では100mgも認められている)
有効成分 シルデナフィルクエン酸塩
服用方法 ①食事と一緒の服用は効果半減の可能性あり。空腹時、もしくは食前30~40分前に服用するのが良い。
②性行為の1時間前、水で服用(牛乳など脂肪分の含まれる飲料は薬の吸収を妨げる可能性がある)。1日1回、服用間隔は24時間以上。空腹時は30分程度で効き始める。
作用時間 服用後4~5時間
副作用 目の充血や顔のほてりが9割以上の方に現れる。頭痛、鼻づまり、動悸、色が変化して見えるなどの症状もあるが、作用時間内で症状がおさまれば特に問題はない。ロキソニンなどの痛み止めを併用しても良い。
併用禁忌薬 一酸化窒素(NO)供与剤、硝酸剤など。これらとの併用により、過度に血圧を下げてしまう可能性があり危険。
注意点 現在服用中の薬だけでなく、既往歴、血圧によって服用が適さない場合もあるので、医師の診察を受け判断を仰いだ方が良い。


シアリス

日本イーライリリー株式会社のED治療薬です。バイアグラ・レビトラと違い、体内に吸収されると食事の影響を受けない、且つ、投与後の作用時間が最大36時間と長いこともあり、世界100ヵ国以上で1,000万人以上の患者さんに使用されています。2013年8月には、ED治療薬としての全世界シェアが42%でトップに立ったことが発表されました。日本では2005年9月に承認申請を行い、2007年9月より販売が開始されました。

錠剤の外観 黄色の涙形(中身は白色)
販売開始年月(日本) 2007年9月
規格(国内正規品) 5mg、10mg、20mg
有効成分 タダラフィル
服用方法 ① メーカーの発表によると食事の影響は受けないとのこと。
②性行為の30分以上前に服用。1日1回、服用間隔は24時間以上。人やその時の体調により、効き始める時間に幅がある。
作用時間 服用後最大36時間位
副作用 目の充血や顔のほてり、頭痛などがあるが、バイアグラ・レビドラに比べると少ない。作用時間内で症状がおさまれば特に問題はない。ロキソニンなどの痛み止めを併用しても良い。
併用禁忌薬 硝酸剤(ニトロ製剤)やβ遮断薬の一部、緑内障の治療薬の一部など。
注意点 現在服用中の薬だけでなく、既往歴、血圧によって服用が適さない場合があるので、医師の診察を受け判断を仰いだ方が良い。


レビトラ

ED(勃起不全)治療薬として、バイアグラの次に製品化された薬です。
製造販売はバイエル薬品です。日本ではバイアグラ販売開始の翌々年2001年12月に厚労省に承認申請を行い、2004年4月に製造販売が許可されました。

錠剤の外観 円形でオレンジ色(中身は白色)
名前の由来 e(フランス語の男性定冠詞)、vitra(ラテン語で生命)。つまり「男性の生命」という意味で「LEVITRA」。
販売開始年月(日本) 5mg・10mg…2004年6月,20mg…2007年7月
規格(国内正規品) 5mg、10mg、20mg
有効成分 バルデナフィル塩酸塩水和物
服用方法 性行為の1時間前、水以外の飲料で服用しても問題ない。1日1回、服用間隔は24時間以上。バイアグラほど食事の影響は受けない。

作用時間 服用後最大8時間位
副作用 目の充血や顔のほてりが現れる。頭痛、鼻づまり、動悸などの症状もあるが、作用時間内で症状がおさまれば特に問題はない。ロキソニンなどの痛み止めを併用しても良い。
併用禁忌薬 硝酸剤やHIV治療薬、抗真菌薬、抗不整脈薬など。
注意点 現在服用中の薬だけでなく、既往歴、血圧によって服用が適さない場合もあるので、医師の診察を受け、判断を仰いだ方が良い。



ここまで3種類のED治療薬についてお伝えしてきましたが、共通して言えるのは、薬価のない薬価基準未収載の薬に分類されるため、どこの医療機関でも保険適用外で自費診療となることです。
そして、服用後すぐに勃つということはなく、性的刺激を受けなければ勃起はしません。留意していただきたいのが、前述した各薬の特徴だけでなく、その効果や副作用には個人差があるということです。人によってはバイアグラ50mgが一番効くという方もいれば、レビトラ10mgやレビトラ20mgの方が効くという方もいます。「目の充血」「顔のほてり」「頭痛」などの副作用の出方にも個人差がありますので、飲み比べてみて自分に合ったED治療薬を見つけてはどうでしょうか。

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